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貧民夜想會 旧館


2009年11月23日 [長年日記]

_ [雑多][book]椎名誠ののり弁

高校生の頃に椎名誠の書いた食べ物の本を読んだのですが、その中で妙に頭に残ったメニューというものがあります。「のり弁」と「コロッケライス」です。なぜそれらが頭に残ったのかは未だもって謎だし、その本をなぜ手に取ったのかも、今となってはわからない

その本のタイトルはすっかり忘れていたのですが、調べてみました。全日本食えばわかる図鑑でした

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それぞれどんなメニューかというと

のり弁
弁当箱の1/3までご飯を入れる→のりをひいて醤油を上からジグザグにかける→弁当箱の2/3までご飯を入れる→ねぎのみじん切りと鰹節を敷き詰め、その上にのりをのせて醤油をかける→ご飯をいっぱいまで入れ、のりをのせる
コロッケライス
小皿になみなみとソースを注ぐ→コロッケをそこに沈める→しばらくしたらコロッケをひっくり返す→真っ黒になったコロッケをご飯の上にのせ、ご飯とコロッケを混ぜながら食べる。椎名誠はこれを友人たちの集まりで初めて食べ、「しみじみとおいしかった」と思い、その後何度か自分で試してみたけど、最初に食べたときのおいしさには及ばない、という趣旨のことを書いていました

本が手元にないので、メニューは完全にわたしの記憶に基づいているものです。実際に本に書いてあるものと違っている可能性があります。ご容赦ください。

で、読んだあと頭にこびりついたメニューですが、実際に作ったことはありませんでした。しかし先日、突如思い立ってアレンジしたのり弁を作ってみました

作り方
ご飯を弁当箱の半分まで詰める→みじん切りしたねぎに鰹節を混ぜ、醤油を合わせたものをご飯にのせる→一口大に切ったのりを敷き詰める→ご飯をいっぱいまで詰めて、一口大に切ったのりを敷き詰める

できあがったものはなかなかおいしかったです。ただ、醤油がちょっと足りなかった。ねぎと鰹節に混ぜる醤油を増やすか、最後に上から醤油を少しかければよかった。そのうちまたやってみます

コロッケライスは…コロッケは好きだしソース味も好きだけど、まだちょっとやってみようという気にならない(^^;